油屋 | 京都の朝倉山椒・米栽培農家

日本昔ばなしの風景が残る美山町で、花山椒、
実山椒、米栽培を行っています。
畑は山椒栽培に最適な、水はけがよく日当たり
の良い斜面。また井戸から溢れる豊かな山水が
使えるという理想的環境にあります。
品質を最大限高めるため収穫量を極力落とし、
全房 Grand Cru を目指しています。

お知らせ

油屋の肥料は手作りです。
農薬、化学肥料を使わないのは勿論のこと、
健全な土づくりのために有機アミノ酸肥料なども自作し、
土壌微生物と山椒の最適な関係を保つよう努めております。

油屋の始祖は南北朝時代に遡り、足利家出身の武士でした。
ところが1585年、天正の陣で已む無く刀を捨て、その後は
代々庄屋を務めます。
江戸時代には菜種油、清酒製造で隆盛を誇るも、農地改革
で資産の大半を失ってからは凋落の一途を辿りました。

始祖からおよそ七百年。
武家の矜持を以て油屋の復興が出来ましたら、この上ない
喜びに存じます。